物件探しの時期とタイミング
一般的に引越しが多いのは1~3月の新年度前ですが、いい物件見つけてもすぐに埋まるケースも多いです。
また、それ以外の閑散期では賃料交渉もしやすく、より希望に近い物件を見つけることができます。
この記事では、物件探しのおすすめな時期や家賃が安い時期について紹介します。
繁盛期と閑散期
引越しには12月~3月の繁盛期と5月~10月の閑散期があります。
12月~3月のお引っ越し
繁盛期である12~3月は物件数が多く増える時期で比較的いい物件を見つけやすい時期となります。 1月が物件数が最も多い時期で、退去予定の物件もたくさん出るため、いい物件を見つけやすい時期となります。 2月や3月には入居先を決める人が多く、スピードが命となる時期です。 実際に、昨日募集でた物件が今日は埋まってた..なんてこともたくさんあります。
この時期は入居希望者もたくさんいるため家賃交渉などは難しいですが、 いい物件を早めに見つけて申し込むことで理想の物件に入居しやすい時期でもあります。
5月ごろのお引っ越し
4月をすぎ、5月頃になると引越しもひと段落つき、閑散期に入ります。 引越し時期の1~3月に入居者が決まるため、物件数はどうしても少なくなるのですが、5月頃は気候もよく引越しにはぴったりの時期となります。 この時期は、1~3月に比べると賃料交渉などしやすく、比較的お得な物件をゆっくり見つけることができます。
6月ごろのお引っ越し
6月の梅雨入りから8月の夏ごろは引越しするにも、雨だったり、暑さだったりで人が少ないため、最も家賃交渉がしやすい時期です。 この時期はお客が少ないため、ゆっくり物件を探すことができ、不動産会社もより親身に対応することが可能なようです。
秋ごろのお引っ越し
9月~10月は転勤で需要があがり、新築物件の募集もこの時期に行われることが多いようです。 また、11月は物件数が増えてくる季節なので、ゆっくり検討したい方にお勧めの時期でもあります。
物件探しのタイミング
物件探しのタイミングとしては、引越しの2ヶ月ぐらい前から行うのがおすすめです。 引越し時期より前すぎても、引っ越す頃には物件が埋まってることが多く、参考にすらならないことが多くあります。 1週間前など直前に探し始めても、いい物件は見つからず、妥協した物件に引っ越さないといけなくなる..と言ったことになることが多いです。
閑散期のメリット
閑散期では、不動産会社がより親身に対応でき、物件のうまりも遅いため、ゆっくり物件を探すことができます。また、ライバルも少ないため、家賃交渉や引っ越し費用を抑え込むことができ、安い物件に安く引っ越すことができやすい時期になります。
閑散期のデメリット
人気の物件は引っ越しシーズンにすべて埋まってしまうため、選択しも少ない傾向にあり、希望に沿った物件が見つからない可能性があります。そのため、比較検討がしづらく、結果として妥協した物件しか見つからない場合が多いです。 また、新生活セールなどのイベントは利用しにくいため、家賃や入居費を節約できても、家具家電をそろえるのにお金がかかってしまうことも多いようです。
まとめ
引っ越しシーズンである、1月~3月ごろは物件も多数出ますが、不動産会社も忙しく、物件がすぐ埋まる状況となります。引っ越しに慣れている方は引っ越しシーズンに引っ越しもありですが、初めての引っ越しや引っ越し時期にこだわりがない場合は、 5月~8月ごろの閑散期を狙ってみるのもいいかもしれません。閑散期では、交渉もしやすく、不動産会社も余裕があるためいい物件が見つかるかと思います。引っ越し時期にもぜひ注目してうまく動きたいところです。